起業の経緯

挑戦

随分とサボってしまいました。
この半年ポイントでゲットしたゼルダの伝説をしてみたり、
ワンピースの わの国編を一気見したりと
なかなかのニートっぷりを発揮しています。
が、色々とありました。

まず起業するために当てにしていた助成金が何一つ
受けられなかったこと。※国からの報酬を得るため
事業再構築や国境離党などの大きな補助金は
次々と非該当になっているとのことでした。

そして購入した空き家の劣化がひどくリフォームできなかったこと。

通っている水道管が細く介護事業に不向きだったこと。

そんなこんなで開業までに大きなお金が必要になりました。
当初2000万あれば足りるだろうとの私の思惑は
あっさりとへし折られ、予算は到底足りません…泣

大きな不安に苛まれ断念せざる負えないか…と弱気な私の
背中を押してくれたのは主人でした。

見た目は全身タトゥーだらけのチャラ男です。(あちらの人ではないですが)
若いころはとってもイケメンでして3日に1人のペースで隣にいる女のコが
違うという人でした。そんな彼が「お金の心配はせんでいいよ、
お前は自分のやりたいことをただやればいい」と言ってくれました。

結婚当初は、お金に大変苦労しました。夫も働いてはいましたが
2人目を妊娠したと同時に水商売をするといいだし、開業。
そこから1年は収入ゼロに等しい状態となったのです。
市営住宅に住んでいましたが
収入が少ないため家賃も最低限度の料金。それなのに滞納は毎度。
時には電気が止まることもあったし、幼い子供たちにわずか100円の
お菓子さえ買ってあげられなかった。反対を押し切って結婚したため
両親へ支援してくれなんて言えませんでした。
産後2か月でパート復帰もしました。
4か月に1度もらえる子ども手当は支払いですぐになくなりました。
今でもあの時の子どもの表情と、なんとも表現しがたい不甲斐なさや
どうすることも出来ない現状の中にただただ立っているやるせない自身の気持ちを
思い返すと涙が出そうになります。

そんな状況から20年、ゆっくりと時間をかけ今や夫の事業は9店舗まで拡大を遂げ
人生初めてのグータラ専業主婦をさせてもらっている。年子娘たちの大学の費用も滞りなく
支払ってくれています。幾度となく離婚危機も経験しましたし
心の底から憎むときもありましたが今は感謝しかないのが正直な気持ちです。
人生どん底になってもゴールがみえなくても、いつか絶対笑って話せるときがくる
よく目にする言葉ですが、本当にその通りだと私は思います。

さてそれてしまいましたが
そんなこんなで前に進む決意をした私。
かと言って全額夫に頼ることはしません。

先ずは法人設立。法人名は子どもたちの名前から一文字ずつとりました。

リフォームが出来ないため、新築することに決め見積と事業計画書をもって
日本政策金融公庫さんに融資のお願いに行きました。
何度も面談をしていただき銀行も踏まえて希望額の融資が決定しました。

水道管に関しては 大きな管に取り換えるには県道を横断するため
個人では非常に難しく市役所へ相談。3か月はかかりましたが
特例で、ある程度工事をしてくださることに。

現在は建築中です。
思い描いていた古民家的なものではないですが
和モダン?的な感じに仕上がっていってます。





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